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2018-02-27 Tue [ 技術屋の独り言 ]
by su
NVR500 ファームウエアRev.11.00.36でL2TP/IPsec正式対応です。2017/10/30に発表されましたが、リリース直後は色々あるので、 放置していましたが、昨日無事客先でPPTP環境からL2TPへ移行。 NVR500などでPPTPが使える人向けのブログ内容です。 NVR500側から PPTPと同居は不可能です。 【L2TP/IPsecを使用したリモートアクセスVPNサーバー(Anonymous)】 を指定し、共通設定をデフォルトでは使えませんので修正します。 以下の画像を参照し、事前共有鍵(16桁以上)認証アルゴ[HMAC-SHA]、 暗号アルゴ[AES-CBC]、PPP認証方式[MS-CHAR v2]に指定してください。 ![]() Windows7も10も共に、事前共有キーを使ったL2TP/IPsecを指定します。 NVR500側に設定した、事前共有キー、ユーザID、パスワードを入力、 Windows7もエラー出ますが、Windows10はセキュリティが上がったため、 [セキュリティで処理エラーが検出されたため、L2TP接続に失敗しました] というエラーになるので、以下のおまじないが必須です。 reg add HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\PolicyAgent /v AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule /t REG_DWORD /d 2 L2TP/IPsecは言葉の通りIPsecを使用します。 IPsecはNATのアドレス変換が途中に挟まると、VPN接続を確立できません。 Window系OSはIPsecが使われ始めた頃からこの機能を搭載しているため、 初期状態はNATトラバーサル機能がOFFのためアドレス変換がエラーになります。 上のレジストリ記述は、アドレス変換の仕組みスルーさせるオマジナイで、 このレジストリーを入れることでトラバーサル機能がIPsecで有効になります。 これをひとことで言うなら「IPsec NATトラバーサルの設定をする」です。 これを知らない人は、ネットワーク屋ではありません。 Windowsログインするのにパスワードを入力することなくWindowsを使う方は、 間違っても設定しないでください、Windows10はセキュリティで必要だから、 この機能をOFFにワザワザしています。セキュリティがザルだと相当危険です。 最後の数字[2]は、レジストリー値です。ちなみに手元の資料ですが、 0は、 NATデバイスの背後に配置されているサーバーとのセキュリティ アソシエーションを確立できないようにWindowsを構成します。 これは既定値です。 1は、 NATデバイスの背後に配置されているサーバーとのセキュリティ アソシエーションを確立できるようにWindowsを構成します。 2は、 サーバーとWindows VistaベースまたはWindows Server 2008ベースの VPNクライアントコンピューターの両方がNATデバイスの背後にいるときに セキュリティアソシエーションを確立できるようにWindowsを構成します。 当然ですがレジストリーを追加したら、Windowsは再起動が必要です。
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