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2019-04-03 Wed [ 技術屋の独り言 ]
by su
Windows7/8.1/10もOfficeも元号をシステムで対応させるに難しい事はない。![]() 基本的にすることは、Windowsのレジストリーの中に以下のように \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese\Eras 新年号の令和に関する文字列値を追加してやるだけで認識する。 例えば、明治の前の慶応を入れたい場合もこの欄の修正になる。 Microsoftが発表している日本の年号に対するアップデートも この部分のみの修正になる。(写真はテスト環境に私が入れたもの) この話を書くと、「なんだ簡単じゃん」と思う方も多くいると思うが、 実は簡単ではない。理由は、パスワードと対応期限を過ぎたもの。 1.バイナリになったプログラムに元号分の数行を挿入すると、 当然ディスク上のdll/sys/exeファイルは容量とCRC値が変わる。 MicrosoftやAppleのシステムは、ウィルス・スパイ・マルウエアの 対策でハッシュ値を常に監視してるため、誤認識してエラーが出る。 2.MicrosoftやAppleやソフトウエアメーカーは現状で対応してるもの にしか修正パッチは充てない、要するに古いソフトは誤認識する。 動作させるためには、誤認識させない仕組みが必要になる。 3.プログラムは過去20年間、外注の外注の外注が制作してるため、 ほぼパスワードがあり、かけられた部分はかけた人しか修正できない。 5-6次請けの仕事は、動作すればソースの確認作業はされないため、 気付くのが問題が起きた時、確認作業するなら5次請けにならない。 4.仕様書を読まない自称SEが、Windowsにあるregeditを知らないまま、 西暦→元号変換を、複雑な処理をさせてシステムを稼働させていた。 データは既に複雑処理で書き込まれているため、今更治せない。 意外と手こずると思います。
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